豆知識

マンションの外壁塗装について知ろう!

2018/3/26(月)

 

マンションを長持ちさせ、資産価値を保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。

たとえば外壁塗装も、そのひとつ。

ここで、外壁塗装がマンションにどのようなメリットをもたらすのか、そしてその必要性について考えてみましょう。

 

■マンションの外壁塗装が必要な理由

外壁塗装は、「マンションの美観を保つのが目的」と考えている方も多いと思います。

もちろん、美観を維持することで建物の資産価値を保つのも外壁塗装の大きな目的です。

しかし、それだけが外壁塗装の目的ではありません。

もうひとつ、「建物を守る」という目的もあります。

マンションに限らず、建物の外壁は紫外線や風雨など厳しい環境にさらされて、経年劣化が進んでいます。

これをできるだけ防ぎ、建物の資産価値を保つことが外壁塗装の主たる目的です。

外壁塗装に用いられる塗料には、耐候性や防水性、遮熱・断熱性などの機能を備えています。

塗装を施すことにより、紫外線や風雨から建物を守るだけでなく、居住環境をより快適にすることにもつながるのです。

 

マンションの外壁塗装にかかる費用

では、実際どの程度の費用がかかるのでしょうか。

外壁塗装にかかる費用は、外壁の面積や使用する塗料の種類などによって大きく異なります。

目安として、塗料の単価は1m2あたりで2,000~4,000円くらいです。

また、塗料以外にも足場代や高圧洗浄、養生、シーリング工事などの諸経費も必要となり、これがマンションの状態などによって価格が異なる一因になります。

こうした諸費用も含め外壁塗装にかかる相場ですが、例えば3階建て、塗装面積が750m2のマンションだと300~700万円くらい、7階建てで塗装面積が1,800m2のマンションだと700~1,000万円くらいが目安でしょう。

 

マンションの外壁に適した塗料とは

外壁塗装の費用で、大きな差が出てくる一因が、使用する塗料です。

塗料には、その原料によって大きく「アクリル系」「ウレタン系」「シリコン系」「フッ素系」「光触媒」などに分けられます。

それぞれ対応年数が異なるため、対応年数と価格の目安をまとめました。

 

塗料別耐用年数および価格の目安

塗料の種類 耐用年数 1m2あたりの価格
アクリル系 3~5年 1,000~1,200円
ウレタン系 5~7年 1,800~2,000円
シリコン系 7~10年 2,500~3,500円
フッ素系 10~15年 3,500~4,500円
光触媒 15~20年 5,000~5,500円

※光触媒に関してはセルフクリーニングが続く年数となります。

 

このように、耐用年数が長い塗料ほど価格が高くなります。

このなかでコストパフォーマンスがもっとも良いとされるのが、シリコン系の樹脂塗料です。

もちろん、安いものを選ぶことも間違いではありませんが、結局10年もたずに5年で塗り替えることになってしまったという場合は、10年を予定していたシリコンよりも多くのコストが結果的にかかることもありえます。

外壁塗装は、大規模修繕工事と一緒に行うことが多く、その際に一緒にやればコストも抑えられますし、マンションの大規模修繕工事は、一般的にはおおよそ10年おきとされますので、塗料の耐用年数も10年のシリコンを使うのが適切なわけです。

もっとも、塗り替えの可能性とは言いましたが、外壁の状態が良ければワンランク下のウレタン系でも問題はないでしょう。

どの塗料を使うかは、塗装業者と相談したうえで決めましょう。

 

■まとめ

マンションの外壁塗装費用は、業者によっても差が生じることがあります。

このため、見積もりを取る際には複数の業者に問い合わせ、比べることも大切です。

単に安い業者を選ぶというのではなく、汚れやひび割れ、変色といった建物の状態をしっかり見極めたうえで適切な施工をしてくれる業者を選びましょう。

 


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